鳥取県米子市の公園でサルの飼育を巡る便宜の謝礼として前市議に現金計200万円を渡したとして、贈賄罪に問われた公園の指定管理者だった辻一郎被告(77)は16日、鳥取地裁(安西二郎裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求め即日結審した。判決は8月6日。
検察側は、前市議に市議会でサルの頭数を削減するよう発言することなどを依頼し、前市議に要求されるがままに金銭を供与したと指摘。公務員の職務の公正や社会の信頼が害されたとした。
弁護側は、サルが増えすぎ脱走することもあり、被告が市に頭数削減を陳情したが対応が進まなかったため、やむにやまれず市議に金銭を渡した経緯を考慮するべきだと主張した。
起訴状によると、前市議稲田清被告(56)=受託収賄罪などで公判中=にサルの頭数を減らすよう市議会での発言を依頼し、謝礼として2024年6月と25年6月、現金を渡したとしている。









