【北京、ニューヨーク共同】中国の新興人工知能(AI)企業、月之暗面(ムーンショットAI)は19日までに、米国の最先端AIに迫る性能の新モデル「Kimi K3」を発表した。AIモデルの規模を示す数値や情報処理能力を大幅に高めたという。突然のライバル出現に米国市場は動揺し、関連株が売られる事態となった。
ムーンショットによると、新モデルは米アンソロピックの「クロード・フェイブル5」や米オープンAIの「GPT5・6 ソル」には総合的な性能で劣るものの、他の競合にはいずれも勝っているという。
規模を示す指標のパラメータ数は2兆8千億と、中国のライバルである「DeepSeek(ディープシーク)」を上回った。誰でも改良を加えられるオープンソースモデルとして世界最大級と説明。欧米メディアは利用料の安さも特徴の一つと報じている。
新モデルの発表は、米国時間17日のニューヨーク米株式市場で元々過熱気味だとみられていたAIや半導体関連株が売り込まれる引き金になった。









