関西経済連合会は21日、常務理事・事務局長にハラスメント行為があったとして、事務局長を解任し、理事に降格する処分を発表した。女性職員がセクハラ被害を訴え、外部の弁護士による調査を進めていた。

 複数の関係者によると、女性職員を繰り返し私的な食事や旅行に誘ったり、平日に有給休暇を使い大阪・関西万博に同行するよう求めたりしていたという。

 関経連は7月1日に調査報告書を受領した。ハラスメントの内容について「公表を差し控える」とした。事務方トップの専務理事は、松本正義会長による訓告処分を受けた。

 関経連は在阪大手企業などが加盟する公益社団法人で、政策提言などを行っている。万博成功に向けた機運醸成や資金集めにも注力し、事務局長は財界分の入場券購入や会場整備費負担で取りまとめ役を担っていた。