【上海共同】死去したミステリー作家の東野圭吾さんの小説が原作の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が7月31日、中国の在上海日本総領事館で上映された。東野さんの作品は中国で人気が高く、上映後、中国人ファンから拍手が起き「何度も涙した」「心の支えになる作品に出合えた」との声が聞かれた。
領事館によると、上映は死去発表の前から予定され、定員120人に対し約900人の応募があった。作品は現代と過去が交差する不思議な雑貨店を舞台に、悩み相談に答える店主と若者3人が時を超えて心を交わすストーリー。
東野作品がきっかけでミステリー小説好きになったという博物館勤務の30代女性は「次世代への思いやりの大切さを伝えてくれる作品。娘が大きくなったら見せたい。亡くなられて残念だ」と涙を浮かべた。
中国メディアによると、中国では「白夜行」「容疑者Xの献身」など50作品以上が翻訳され、発行部数は累計数千万部に上るという。








