地球温暖化問題に関するイベントで発言する渡部雅浩東京大教授=7日午後、東京都内

 脱炭素に取り組む企業団体「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」は7日、地球温暖化問題に関するイベントを東京都内で開いた。温暖化と猛暑の関係を研究している渡部雅浩東京大教授は、近年増加傾向にある猛暑について「(多くの人が)背景にある温暖化と結び付けて考えていない」と危機感を示した。

 渡部さんらは、6月下旬の欧州の熱波や7月中下旬の日本の記録的な高温は、温暖化により起こりやすくなったと分析。日本サッカー協会は、熱中症予防のため、7、8月に主催大会開催を原則として見送ったと説明した。

 高温による農作物の価格高騰や、下水道計画の想定を超えるゲリラ豪雨で浸水被害が増え、低地や地下街で避難を要した事例の報告もあった。