「琵琶湖三市同時花火大会」として滋賀県の彦根、長浜、高島の3市で22日の実施が告知されていた催しについて、実行委員会名による中止のお知らせが、10日までにホームページ(HP)などに掲載された。9日付。全席指定でチケットを販売していたが、現在HPには実行委の事務所所在地や連絡先の記載がなく「当面、個別の回答を控える」と記されている。

 実行委の実体は不明で、3市には今月に入り「直前になっても詳細な案内がない」といった問い合わせが相次いだ。各市は6日、公式HPで開催への関与を否定していた。

 実行委のHPなどによると、大会は昨年12月に告知され、花火1万発以上を打ち上げるとして、全席指定で6千円〜1万8千円の有料席を販売していた。中止の理由は「大会の実施に必要な準備・運営体制を整えることが困難と判断した」とし、チケット購入者や出店者への対応は「法的専門家への相談を行う」としている。

 各市によると、主催者を名乗る人物が昨年12月ごろ市役所を訪れ「3市で同時に花火大会をやりたい」と相談。その後申請はなかった。