楽天グループが10日発表した2026年6月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が504億円の黒字(前年同期は66億円の赤字)に転換した。中間期の黒字は19年以来、7年ぶり。好調の金融事業が寄与した。携帯電話事業の投資負担は続いており純損益は109億円の赤字だったが、前年の1244億円から改善した。
楽天モバイルの契約数は6月末で1075万回線となり、前年同期から178万回線増えた。KDDIから通信網を借りる「ローミング」は今年9月末で契約期限を迎える。26年は計約2千億円を投じて基地局の整備を急ぐが、通信品質が低下すれば顧客流出を招きかねない。
オンラインで記者会見した三木谷浩史会長兼社長はローミングについて「楽天モバイルが(基地局で)カバーしているエリアでは縮小することで合意している」と述べた。具体的な地域や規模を巡って協議が続いていると説明した。
金融事業では、クレジットカードの利用者が増えたことで手数料収益が増加した。






