太平洋クロマグロの資源管理を巡る国際会議が18日開かれ、日本政府が目指す大型魚の漁獲枠拡大などで合意したことが分かった。7月の前回交渉ではメキシコの反対でまとまらず、約1カ月ぶりの異例の再開催となった。会議は非公開のオンライン形式で開かれ、水産庁が同日夕に結果の詳細を明らかにする。
クロマグロは本マグロとも呼ばれ、高級すしネタなどとして人気が高い。乱獲で激減していたが厳しい国際規制で近年資源量が回復。国際的な合意が得られたことで、2027年から漁獲枠が一部広がり、手が届きやすくなる恩恵が消費者に及ぶ可能性がある。
日本は大型魚の漁獲枠を現行から約25%増やし、将来的な資源確保につながる小型魚の枠は約6%減らす案を軸に交渉。長崎市で7月14日まで開かれていた前回会合では、日本案に近い内容で、資源量に応じて漁獲枠が自動的に決まる新たな管理方式への移行に向けた議論が進められたが、合意目前でメキシコが反対した。
水産庁は早期に新方式へ移行したい考えで、7月の会合後、関係国・地域に再開を働きかけていた。









