函館地検は21日、北海道函館市の自宅で妻を金づちで殴ったとして殺人未遂罪で起訴後、病気の治療のため入院していた病院から行方不明となっていた無職大川清被告(77)が同日午前、函館市内で遺体で見つかったと発表した。
道警によると、函館山展望台から南西約1キロの海に近い岩場で、捜索中の警察官が遺体を発見。遺体はあおむけの状態で、目立った外傷はなかった。死後数日経過しているとみられ、事件性は低いとみている。
函館地検は、大川被告が病院から姿を消したことをすぐに把握したが、事案の公表は2日後だった。志村敬次席検事は、被告の足取りや遺体の発見状況について「回答を差し控える」と述べた。
大川被告は6月16日、同居する70代の妻の頭部を金づちで複数回殴打したとして、殺人未遂容疑で逮捕、7月17日に同罪で起訴された。
大川被告は重病だったとみられ今月16日、函館地裁に勾留執行停止を認められた。市内の病院に入院したが、同日夕に所在不明となり、勾留執行停止は取り消された。







