【キーウ共同】ウクライナのセルヒー・コレツキー首相は23日、ロシアの侵攻開始から4年半となる24日を控え、首都キーウで共同通信の単独インタビューに応じた。ロシアの弾道ミサイル攻撃が激化する中、インフラを守り暖房が必要な冬を乗り切るため日本からの迎撃用ミサイルを含む防空兵器の供与を「強く期待している。頼りにしている」と述べた。
7月の首相就任以来、海外メディアの取材に応じたのは初めて。ウクライナは迎撃用ミサイルが枯渇し市民の死傷者が増加。米国が仲介する和平交渉は停滞し、終わりの見えない消耗戦が続く。
日本は4月に防衛装備移転三原則と運用指針を改正したが、殺傷能力のある武器の移転は「防衛装備品・技術移転協定」締結が必要で、紛争中の国への武器輸出は原則不可としている。協定を結んだとしても迎撃用ミサイル供与には高市早苗首相の政治決断が必要でハードルは極めて高い。
コレツキー氏は日本のウクライナ支援に感謝を示した上で「日本に一つだけ求めたい。弾道弾迎撃ミサイルだ。国民と電力インフラを守り、暖房シーズンを乗り切るため最も重要だ」と訴え、地対空誘導弾パトリオットの供与を望んだ。








