首相官邸=東京・永田町

 政府は27日、熊本地震の非常災害対策本部会議で、観光復興を後押しする「九州応援割」などを盛り込んだ支援策のパッケージを決定した。応援割は九州7県を対象に旅行・宿泊料金を割り引く方針で、観光庁が具体的な制度設計を急ぐ。被災者の井戸修繕、住まい再建なども補助。財源として、2026年度予算の予備費から1478億円を支出することを28日に閣議決定する。

 応援割は、金額に上限を設けた上で国が料金の一部を補助する。16年の熊本地震、24年の能登半島地震でも実施した。

 観光業の風評対策では、自治体と連携して誘客を促進する。応援割に先立つつなぎの対応として「外食需要の早期回復に向けた熊本県の取り組みを支援する」と記した。