短編映画「うつくしいひと」のチャリティー上映会後、寄付を呼びかける(左から)俳優の高良健吾さんと行定勲監督=30日午後、東京都新宿区のテアトル新宿

 7月に発生した熊本地震の被災地を支援しようと、東京都新宿区の映画館「テアトル新宿」で、行定勲監督が故郷の熊本を撮った短編映画「うつくしいひと」のチャリティー上映会が30日開かれた。登壇した俳優の高良健吾さんは「10年前の地震の時も、ここでチャリティーをした。こうした機会で、少しでも熊本の方が元気になる力になれたら」と語った。

 同作は熊本県のPR映画として2015年に撮影され、地元出身の高良さんらが出演。16年の熊本地震で被災する前の風景が収められている。

 上映会には多くの観客が詰めかけ、終映後の劇場ロビーでは行定監督と高良さんが被災地への寄付を呼びかけた。

 行定監督は16年の地震の際には現地にいたと振り返り、「今回は東京にいて故郷の震災を外側から見ている状態で、空回りしていた。熊本のために何かできることがあるか、日々考えています」と話した。

 10月には熊本市で、行定監督がディレクターを務める「くまもと復興映画祭」が開催される予定。