ソニー生命保険の社員が顧客から金銭を詐取した問題を巡り、金融庁が同社に対して保険業法に基づく立ち入り検査を検討していることが30日、分かった。不正の原因や経営管理の実態を詳しく調べる方針。体制の不備が明らかになれば、業務改善命令などの行政処分に踏み切る可能性がある。

 ソニー生命を巡っては、千葉県の支社に所属していた50代の男性社員が顧客に未公開株への投資話をもちかけて100万円を詐取したことが8月に明らかになった。これまでも複数の別の社員による計20億円を超える不適切な金銭授受が判明するなど、不正が相次いでいる。