4日の国債市場で、長期金利の指標となる新発10年債の利回りが低下し、一時2・905%を付けた。8月28日以来、1週間ぶりの低水準。外国為替市場で円高ドル安が進んだことを受け、輸入物価の上昇を通じたインフレ圧力が和らぐとの見方から国債を買う動きが優勢となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退し、前日の米国市場で長期金利が低下したことも日本国債の買い材料となった。
日銀が今月開く金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測から、国内の長期金利は今月1日に3%台に乗せ、約30年ぶりの高水準となった。2日も上昇し一時3・015%を付けていた。
外国為替市場では、3日に円相場が対ドルで急伸。一時1ドル=155円台を付け、8月上旬以来、約1カ月ぶりの円高ドル安水準となった。






