【韶山共同】中国は9日、建国の指導者毛沢東が死去してから50年を迎えた。国内では貧富の格差拡大や就職難といった社会問題を背景に「貧しくも平等だった」と毛時代に共感を示す若者が増えている。毛の故郷である湖南省韶山には8日、各地から多くの観光客が訪れ追悼した。
「毛主席は中華人民共和国建国から現在に至るまで私たちを導いてくれている」。毛の像がある韶山の広場を訪れた湖北省の男性会社員(24)はこう話した。
近くの記念館では毛の服など遺品を展示。毛が発動し、多くの犠牲者が出た大規模政治運動「文化大革命」(1966〜76年)に関して「人民に深刻な災難をもたらした」と説明するパネル展示もあった。売店では毛の著書を手に取って読む若者の姿が目立った。
毛の遺体が安置されている北京の毛主席記念堂は今月1日、改装を終えて約半年ぶりに一般公開された。9日は事前予約で満員となった。





