農林水産省は9日、政府が輸入して製粉会社などに売り渡す小麦(主要5銘柄)の2026年10月期(10月〜27年3月)の平均価格を、26年4月期(4〜9月)と比べて12・0%引き上げ、1トン当たり7万20円にすると発表した。7万円台となるのは3年半ぶり。小麦の国際相場の上昇や円安に加え、中東情勢を背景とした海上輸送運賃の高騰を反映した。
引き上げは2期連続。売り渡し価格は22年のロシアによるウクライナ侵攻後、最高値となる7万6750円を付け、その後は6万円台で推移していた。
農水省の担当者は今回の引き上げについて「小麦製品の小売価格に占める小麦代金の割合は小さく、消費者への影響は小さい」と説明した。





