岐阜県と岐阜市は16日、県内34市町などで新たに計309人の新型コロナウイルス感染と、2人の死亡を確認したと発表した。死者の発表は4月27日以来、19日ぶり。感染者は累計9万1981人、死者は計326人となった。

 死亡したのは、大垣市の20代男性と岐阜市の70代男性。県によると、20代の死亡は県内では2人目。男性に基礎疾患はなく、コロナ治療のため入院中だった。

 新規感染者は前週の月曜日(9日)から101人減少し、2日ぶりに前の週の同じ曜日を下回った。県は16日夜、専門家会議を開き、直近の感染状況の分析や今後の対応などについて協議した。会議の冒頭で古田肇知事は「県内の感染者数は一進一退の状況にあるが、国はこれまでのコロナ対策を検証し、ウィズコロナの方向で議論している。県の取り組みの方向性も考えていきたい」と述べた。

 クラスター(感染者集団)は新たに8件を公表した。うち7件が高齢者福祉施設で、瑞浪市や岐阜市など4市2町で計5~11人の感染を確認した。また、恵那市のこども園では、園児や職員ら計23人の陽性が分かった。拡大したクラスターは3件。

 直近1週間の新規感染者数の平均は564・14人、人口10万人当たりの新規感染者数は199・57人となった。重症者は1人。15日時点の病床使用率は29・5%で、自宅療養者数は2975人。