アフリカ・スーダンで3年半近く続く内戦を巡り、国連は9月、雇い兵の派遣や武器移送に関わる国外支援網の存在を指摘する報告書を公表した。国外勢力の介入が戦闘を激化させていると指摘した。紛争データを集める米NPO「ACLED」によると内戦で少なくとも5万9千人が死亡。人道危機が続いている。
スーダン国軍と準軍事組織の即応支援部隊(RSF)が戦う内戦への国際的な関心は低く、「忘れられた戦争」と言われる。国連の独立調査団の報告書によると、RSFはアラブ首長国連邦(UAE)とチャド、リビア、ソマリアを結ぶ支援網を通じて武器などを調達。UAEを拠点とする個人や事業体が大きな役割を担ったという。
また、最大2千人のコロンビア人の軍事要員がスーダンに派遣されてRSFを支援。西部ダルフール地方などで攻撃型無人機や高性能の武器の操作に携わったとした。
報告書は、スーダン国軍も外国から供給された無人機で民間人に被害を与えたと指摘。国軍とRSF双方に戦争犯罪の可能性があると言及した。(共同)







