台湾の蕭美琴副総統(総統府提供・共同)

 【台北共同】台湾の蕭美琴副総統は27日、人工知能(AI)分野を中心に米国との戦略的な連携を強化する考えを示した。米台は「民主主義の価値観」を共有していると訴えた。米中が首脳会談で関係安定化を図ったことを受け、台湾は存在感が低下しないようアピールしている。

 米中首脳会談の成果文書には、第2次大戦で米中が同盟国として戦ったと明記された。台湾政府高官は27日「中国は共産党と米国が同盟関係であるかのような誤った物語を流そうとしている」と警戒感をあらわにした。

 蕭氏は米国で開かれたハイテク関連イベントに動画メッセージを寄せ、台湾は「世界のAIサプライチェーン(供給網)の中核拠点だ」と説明した。