鳥羽海上保安部から感謝状を贈られたサーフィン競技関係者の今西淳樹さん(中央右)と長沢規史さん(同左)=27日午後、愛知県田原市

 愛知県田原市の漁港で誤って転落した男性を救助したとして、鳥羽海上保安部は27日、愛知・名古屋アジア大会のサーフィン競技の関係者2人に感謝状を贈った。2人は競技会場の警戒のため、近くの漁港で水上オートバイの準備をしていた。

 海保によると、2人は一般社団法人ウォーターリスクマネジメント協会の今西淳樹理事長(64)=横浜市=と長沢規史副理事長(52)=島根県浜田市。

 愛知県岡崎市の男性(70)は23日午前4時20分ごろ、防波堤を歩行中に転落。海保からの通報で駆け付けた消防の要請を受け、2人が同日午前5時ごろ水上オートバイで向かい、漁港の沖合約650メートルで漂流していた男性を発見した。外傷はなく、軽度の肺炎などで入院したという。

 27日、田原市のサーフィン会場で感謝状を受け取った今西さんは「海は1メートル以上うねっており、迅速な行動が救助につながった」と振り返った。男性は海保を通じ「あと10分遅ければ無理だったと思う。大変感謝している」とのコメントを出した。