東北大(仙台市)は28日、物質の成分や構造を精密に分析する技術の研究開発や医療・農業分野への応用を目指す「異分野融合計測イノベーションセンター」を10月1日に開設すると発表した。島津製作所(京都市)が参画し、ノーベル化学賞受賞者で同社エグゼクティブ・リサーチフェローの田中耕一氏が東北大国際卓越教授に就任して若手研究者の助言などに当たる。
共同研究の期間は5年間。田中氏が開発に携わり、2002年のノーベル化学賞受賞につながった質量分析技術の高度化を目指す。東北大が持つ分析ノイズを低減させる前処理技術などと組み合わせることで、精度を従来の千倍に向上させることが目標という。









