富山市が2025年国勢調査で人口を実態より過大に総務省へ報告していた問題を巡り、総務省は29日、水増しした疑いがあるとして統計法違反容疑で、調査実施時の富山市職員を氏名不詳のまま富山県警に告発した。
藤井裕久市長は29日の市議会議員協議会で「市職員が刑事告発され、誠に遺憾で痛恨の極みだ」と謝罪。その後、記者団の取材に原因は分からないと述べ「組織全体で水増しがあったとしたら絶対に許されることではない」と強調した。
総務省によると、調査員が居住実態がないとして抹消した世帯について、市職員が特段の根拠なく存在するものとして扱ったなどとしている。
29日に総務省が発表した確定値では、市の人口は5月公表の速報値より2936人少ない39万9197人。速報値が過大だった可能性がある。同省統計局の職員が値に疑義があるとして9月に市を訪れていた。





