三重県熊野市の世界遺産・花窟神社で2日、ご神体の巨岩から境内のご神木にかかる約170メートルの大綱をかけ替える「お綱かけ神事」が営まれた。大綱は神と人をつなぎ、引くと神の恵みが授かれるとされ、大勢の参拝客らが参加した。
白装束の氏子らが新しい大綱を持って高さ約45メートルの巨岩の上に登り、頂上付近の木に大綱の一方を結び付け、もう一方を参拝客らが待つ巨岩の下に垂らした。参拝客らは大綱を持ち、近くの七里御浜海岸まで引っ張った後、神社南側にあるご神木にかけた。
神事は毎年2月と10月に開催。初参加した愛知県半田市の榊原喜久さん(82)は「綱を引けてうれしかった。神聖な気持ちになれた」と話した。





