厚労省の専門部会=15日午後、東京都千代田区

 厚生労働省の専門部会は15日、患者自身の幹細胞を使う脊髄損傷治療薬「ステミラック」について、製造販売本承認の可否を審査した。有効性が推定される再生医療等製品を患者に早く届けるために設けられた条件付き承認制度で、2018年に7年の期限付きで承認されていた。

 ステミラックはニプロ(大阪府)と札幌医大が共同開発した。

 同社によると、脊髄損傷から31日以内の重症患者が対象。本人の骨髄液から間葉系幹細胞を採取して増やし、静脈に注射する。幹細胞が神経の損傷部を保護したり、神経の細胞に変化したりして、症状を改善するとされる。