【イスタンブール共同】トルコメディアは21日、北西部ヤロワ市に富山県砺波市との姉妹都市関係の象徴として37年前に設置され、今年9月に盗難被害に遭い行方不明となっていた「平和の鐘」が見つかったと報じた。地元警察が拘束した容疑者の供述に基づき、売却先のスクラップ業者を捜索し、鐘を発見した。鐘はヤロワ市に返却された。
警察は容疑者3人のうち、これまでに2人を拘束。残り1人の行方を追っている。容疑者らはスクラップ業者に2万6千リラ(約8万3千円)で売却したと供述している。
事件は9月14日夜に発生。容疑者らは鐘が置かれていたヤロワ市内の公園に三輪の電動バイクで到着。固定されていた重さ約87キロの鐘を工具で切り離し、荷台に積み込んで逃走したとされる。
砺波市によると、1988年、当時の市長がチューリップの原産地トルコを訪れた後、ヤロワ市から友好親善交流の申し込みがあり、89年10月に姉妹都市を締結した。
ヤロワ市を含むヤロワ県は観賞用植物の国内有数の生産地。砺波市は日本有数のチューリップ球根産地として知られる。







