政府は23日、2026年版自殺対策白書を閣議決定した。過去に3万人を超えていた自殺者数は25年、統計開始以降で初めて2万人を下回り最少に。一方で、過去最多となっている小中高生を含む「学生・生徒等」などの一部属性は全体と異なり、減少傾向が見られなかったと分析した。
厚生労働省によると、学生・生徒等は小中高生や大学生、専修学校生など。25年は1082人で2年連続の増加となった。小中高生が計538人で過去最多だったことは既に明らかになっており、うち中高生がそれぞれ最多、特に中学生は3年連続で更新していた。
全体の自殺者数は03年の3万4427人がピーク。その後の減少傾向となった推移を性別や職業、同居人有無で比較すると、男女とも学生・生徒等のほか、同居人がいない有職者、年金・雇用保険の受給者らで減少傾向は確認できなかった。全体の減少は同居人がいる有職男性や主婦、男性失業者らによるものが大きいとした。






