明治記念館で行われた第37回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式=28日午後、東京都港区
 第37回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式であいさつするダニエル・リベスキンドさん=28日午後、東京都港区の明治記念館

 優れた芸術家に贈られる第37回高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)の授賞式が28日、東京都港区の明治記念館で行われ、5人の受賞者を代表してポーランド生まれの米国人建築家ダニエル・リベスキンドさん(80)が「これからも私たちは創造し、何が可能かを問い続けていきます」とあいさつした。

 歴史など文化的な記憶を喚起する建築で知られるリベスキンドさんは「不確実な時代に芸術は分断を消し去ることはできません」とした上で「しかし、政治や言葉では超えられない境界を芸術は超えることができます」と述べた。