【ジュネーブ共同】スイス通信は31日、同国のカシス外相が北朝鮮を訪問した際、朝鮮半島の緊張が高まっている現状を踏まえ、緊張緩和に向けスイスによる対話の仲介を申し出たと報じた。カシス氏によると、北朝鮮側からは好意的な反応があったという。
カシス氏はスイスが外交拠点とする平壌の事務所の再開記念式典に出席するため、10月29〜30日に訪朝。スイス側は今回の訪朝目的は北朝鮮当局との対話を再開することだとしている。カシス氏は両国関係を新たな状況に合わせて「更新するものだ」とも説明した。
カシス氏は北朝鮮滞在中、崔善姫外相と約2時間にわたり「実りある」協議を行ったとも述べた。金正恩朝鮮労働党総書記の最側近、趙甬元書記とも会談。一連の協議を通じて、食料や保健といった分野での将来的な協力の基盤を築けたとしている。
訪朝後には韓国も訪問。韓国政府は30日、大統領府の魏聖洛国家安保室長や外務省高官がカシス氏と会談したと発表した。訪朝結果の説明を受けたとしている。







