国会議事堂=東京・永田町

 国会は消費税減税関連法案を巡り、衆院での論戦が大詰めを迎えている。与党側は6日までの衆院通過を目指す。野党側は、高市早苗首相の委員会出席が採決の前提だとして反発を強めており、攻防が激化している。参院は通過に備え4日に特別委員会を設置する。

 衆院財務金融委員会は4日に予定する7時間の質疑を終えると、審議時間は連合審査や参考人質疑を含め30時間を超える。与党は過半数に満たない参院で審議が難航する展開も見越して早期の衆院通過を目指し、6日の委員会や本会議採決を見据える。自民党関係者によると、職権での採決も辞さない構えだ。翌週の11月第2週に参院で審議入りさせる日程を描く。

 首相はこれまで、減税法案を巡る委員会質疑に一度も出席していない。衆院会派「中道」の後藤祐一国対委員長は先月30日、自民党の村井英樹国対委員長に「首相出席は野党の総意だ」と要求したが、村井氏は「重く受け止める」として明言を避けた。両氏は4日、再度会談する。村井氏は記者団に「より突っ込んだ話をさせていただく」と予告した。