平安時代後期に平清盛によって造営され、半年間だけ都だった福原京の遺構が見つかり、神戸市が6日、報道陣に公開した。見つかったのは福原京の主要道路の一つ「御所南大路」とみられる遺構。市によると、福原京の構造解明につながる主要道路が見つかったのは初めて。
同市兵庫区の「祇園遺跡」で見つかった遺構は、長さ約50メートル、幅約13メートル。平安京の「大路」と比べると道幅は狭い。北東から南西方向に一直線に延び、道の両側には石積みの列があった。
御所南大路は天皇の内裏に続いていたとされ、当時の貴族の日記には安徳天皇がこの道を移動したとの記述が残っている。市の担当者は「これまで福原京は実態がつかめていなかった」と話した。







