福岡県議会は6日、正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑に関し、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)のメンバー15人を決めた。このうちの1人に、交流サイト(SNS)で匿名の「裏アカウント」を使って不適切な投稿を繰り返し、問責決議を可決された林泰輔県議がくじ引きで選任された。
県議会は委員15人について、百条委の議案提出者から6人、それに加えて主要5会派から1人ずつ選出。残る4人は複数の少数会派から選ぶと決めたが、林氏を含む5人が希望し、話し合いで調整が付かなかったため、くじ引きを実施した。
林氏は、蔵内勇夫前議長の元秘書。県議会が8月、蔵内氏に対する議長職の辞職勧告決議案を扱った際に、採決中止の動議を出した。その後、裏アカウントで、疑惑を告発した県議を支持する投稿に批判的な書き込みをしていたことが発覚し、自民党会派を離脱した。
百条委の設置議案の採決では反対していた。取材に「議案の中身を詰めるべきだとの観点で反対した。設置自体に反対だったわけではない」と話した。






