全東信の看板=7月、大阪市中央区

 破産手続き中のクレジットカード決済代行「全東信」(大阪市中央区)の高山萬保社長が10月に死去していたことが6日、複数の関係者への取材で分かった。病死とみられるという。

 破産管財人によると、社長は10月6日に病院で死去。破産手続きへの影響はないとしている。社長への聞き取りができなくなったため、資料の分析や関係者の聴取を通じて経営実態の調査を進める。

 全東信は7月、大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けた。破産申請時の負債総額は約1151億円。業績悪化を隠すために、約20年前から決算を粉飾していた疑いも明らかになっている。