まいどはやの2人とチンドン太鼓を演奏する来場者=飛騨市古川町、町公民館

 朗らかで華やかなチンドン屋のショーを楽しむ交流会が、岐阜県飛騨市古川町の町公民館であり、会場に太鼓やかねによるにぎやかな音楽と手拍子が響いた。

 同市教育委員会と同市社会福祉協議会の共催。市公民館講座と同協議会が住民の親睦促進のために取り組む「ふれあいサロン」事業に登録している市内32団体の交流会として催され、130人ほどが集まった。

 出演したチンドン屋は、富山市を拠点に活動する「まいどはや」。まいどはやは「お元気ですか」「こんにちは」という意味を持つ富山弁の言葉という。3人の男性と1人の女性の4人組で大規模なチンドンコンクールでも優勝している。鮮やかな色合いの衣装を着てチンドン太鼓、ゴロス太鼓、アルトサックス、テナーサックスで歌謡曲や下座音楽を奏でながら軽妙な語りを披露する。

 ショーでは、「親方」の蛯谷(えびたに)昭久さんが江戸時代末期に始まったチンドン屋の歩みや宣伝とにぎわいの創出を目的とする活動を紹介し、4人で「憧れのハワイ航路」「365日の紙飛行機」などを演奏した。

 蛯谷さんは「人らしさが感じられながらも個性的で、それでいて控えめなところがチンドンの魅力」と語り、来場者に参加を呼びかけてチンドン太鼓の演奏を共に行った。