車体に水性塗料を塗るロボット=名古屋市中川区、JR東海・名古屋工場

 JR東海は25日、東海道線など在来線を走る電車や気動車の検査、修繕を行う名古屋工場(名古屋市)を報道陣に公開した。乗用車でいう車検場のような施設で、約8年かけて耐震化や設備の更新を行った。

 同社の在来線車両は、定期検査の時期を迎えると名古屋工場に入る。車体と台車を分解して点検し、車輪交換や車体の塗り直し、洗浄などを行っている。岐阜県内を走る車両を含め、年間約450両を検査している。

 リニューアルは施設の老朽化を受けて実施。塗装作業はロボットアームで行い、環境負荷軽減のため、塗料を従来の油性から水性に変更し、化学物質の使用量を大きく減らした。輪軸を貯留庫に運ぶ作業は、これまでフォークリフトを操作して行っていたが、自動化した。神田英樹工場長は「車両品質の向上、作業環境の改善を実現した。安全で働きやすく、環境に優しい工場になった」と話した。