工事が再開したリニア中央新幹線瀬戸トンネルの工事現場=13日午前、中津川市瀬戸

 昨年10月に作業員2人が死傷した崩落事故が発生し、工事が中断していた岐阜県中津川市のリニア中央新幹線瀬戸トンネルについて、JR東海は13日、約6カ月ぶりに工事を再開した。既に県内3工区の工事は再開しており、県内では中断していた全工区で工事が進められることになった。

 事故は昨年10月27日に瀬戸トンネルの工事現場で発生し、作業員2人が死傷した。事故後、瀬戸トンネルのほか、県内3工区の工事を中断。県は事故の検証や安全対策の強化を重視し、対策が完了するまでは工事を再開しないように求めていた。JR東海は作業員への安全教育や現場の安全管理を図ったほか、環境保全計画書を更新し、地元説明会も開いた。3工区は4月26日に工事を再開している。

 JR東海によると、瀬戸トンネルは13日午前8時ごろに工事を再開した。トンネルの掘削作業も同時刻から再開している。