岐阜農林高校の生徒が開発した規格外のマンゴーを使ったフルーツサンドと食パン=北方町天狗堂、パンの家Nagaya

 岐阜県北方町北方の岐阜農林高校の園芸科学科の3年生が、校内で栽培した規格外のマンゴーを使ったフルーツサンドと食パンを開発した。食品ロスを減らし、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組み。同町天狗堂のパン店「パンの家Nagaya」で販売した。

 マンゴーは、同学科の生徒が2015年から校内のハウスで栽培。年間200~300個を収穫し、校内の直売所で販売している。だが傷が付いたり、小さかったりする規格外のマンゴーは売れ残って廃棄するケースもあり、活用法が課題だった。

 今回、生徒たちが、人気が高まっているフルーツサンドと定番の食パンの2種類の商品化を企画し、同店と大垣市の土里夢ファームの協力で完成させた。フルーツサンドは、パンにマンゴーと生クリームを挟み、食パンにもドライマンゴーが入っており、ともにマンゴーの味をしっかり感じることができる。

 同店では生徒約20人がフルーツサンド50個、食パン20袋(2枚入り)を販売し、次々と来店客が購入していった。マンゴーの在庫状況を見つつ、今後も店で販売する予定。杉本憲輝さんは「商品を通じて食品ロスの課題解決につなげたい」と話した。