東海総体決勝の桜花学園戦で攻め込む榎本(7)=一宮市総合体育館

 バスケットボールのU16(16歳以下)女子アジア選手権(24~30日・ヨルダン)の日本代表に、岐阜女高2年の榎本麻那(16)が選ばれた。初めて背負う日の丸に「夢の五輪出場に向けた第一歩」と闘志を燃やしている。

 神奈川県出身。小学1年でバスケを始めた。中学から世代別日本代表の強化合宿に参加してきたが、代表入りはならなかった。中学の全国大会出場もかなわず、「岐阜女で高校の頂点に立ちたい」と志し、強豪の門をたたいた。

 今回は4、5月の代表候補の強化合宿に参加。全国からライバルが集まる中、「今度こそは」と臨んだ。代表入り決定の吉報に「与えられた役割を果たしたい」と声を弾ませた。

 代表では攻撃の起点となるポイントガードを担う。昨季までフォワードとしてコートに立っていたが、チームの大型化を図ろうと高校の安江満夫監督が今季から起用した。Wリーグのガード陣と比べても高い175センチの身長を生かすことを期待する。

 「点を取るのが好き」という。ガードに転向後も、点取り屋の才覚を発揮する。今月の東海総体決勝の桜花学園戦。安江監督は「ガードとしては未完成」としつつも、果敢にシュートを決める場面は幾度も見られた。

 アジア選手権では攻守にわたる活躍が期待される。憧れの選手は男子Bリーグ川崎ブレイブサンダース所属で、昨季の最優秀選手賞に輝いた藤井祐真。チームを司令塔としてけん引した存在だ。「藤井選手のように活躍し、チームをワールドカップに導けるようプレーしたい」と語った。