岐阜県と岐阜市は11日、県内36市町などで新たに426人の新型コロナウイルス感染と、入院していた安八郡輪之内町の90代女性の死亡を確認したと発表した。前週の月曜日(4日)から203人増え、15日連続で前週の同じ曜日を上回った。感染者は累計10万2712人、死者は計350人となった。

 新規感染者は連日、前週比で2倍前後が確認されており、月曜日で400人を超えるのは5月9日以来、約2カ月ぶりとなるなど、感染が急拡大している。県は11日夜、専門家会議を開き、直近の状況や今後の対応を協議した。会議の冒頭で古田肇知事は「変異株への置き換わりや人流増加など現在の状況や課題を評価し、どのように手を打っていくのか議論して決めていきたい」と述べた。

 新たに公表されたクラスター(感染者集団)は2件。岐阜市の中学校では生徒や家族ら40人、同市の病院で11人の陽性がそれぞれ分かった。拡大したクラスターは4件で、このうち中津川市のこども園は1人増えて計65人となった。

 人口10万人当たりの新規感染者数は201.49人で、4月19日以来、83日ぶりに200人を上回った。10日時点の病床使用率は19.4%、宿泊療養施設の入所者は430人、自宅療養者は2904人になった。