文部科学省は28日、小学6年生と中学3年生を対象に実施した2022年度の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表した。岐阜県内の小学校の国語と算数は全国の平均正答率を下回り、小学校の理科は同程度だったが、中学校の国語と数学、理科は全国平均を上回った。全国順位は小学校は国語33位、算数39位、理科17位、中学校は国語5位、数学10位、理科3位だった。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」小学校が全国平均と同程度か下回る一方、中学校が全国上位となる傾向は、これまでと同様だった。中学校の理科の3位は、2013年度の中学校の数学と並んで過去最高の順位。
全国学力テストは4月19日に行われ、県内の小学校は358校約1万6千人、中学校は177校約1万6千人が参加した。
県内の小学校は、国語が19年度以降、算数は09年度以降、全国の平均正答率を下回っている。国語では漢字の読み書きや知識、算数は回答のプロセスを説明する問題などで正答率が低かった。中学校ではいずれの教科も全国平均を上回り、県教育委員会は「主体的な学び方を小学校で身に付けることで、学びを深める中学校でさらに力が付いている」と分析している。
タブレット端末など情報通信技術(ICT)の活用状況を問う調査も新たに実施した。岐阜県は授業中や意見交換などで使用する頻度で、「ほぼ毎日」と回答した小中学生が全国平均を大きく上回った。
調査結果を受けて堀貴雄県教育長は「算数のクラウド教材を本年度リニューアルし、県全体でICT教育の質的向上を図っていきたい。また、小中一貫した学習指導の充実も促していく」とコメントした。







