子ども向けの医療用ウィッグ(かつら)製作に生かしてもらおうと、徹明さくら小学校3年川村信乃(しの)さん(8)=岐阜市金宝町=が25日、長さ50センチまで伸ばした髪の毛を生まれて初めて切った。「少しでも多くの子が髪でつらい思いをしないように」と話した。
編み込んでも腰まで届くような、長い髪がお気に入りだった川村さん。3年ほど前、髪の寄付を伝える新聞記事がきっかけで家族と話し、病気でウィッグを必要とする子どもに髪を寄付すると決めた。
切った後もさまざまな髪形が楽しめる長さまで伸び、美容室「EARTH岐阜店」(同市神田町)でカットに臨んだ。最初は緊張と不安で涙がにじんだが、かわいらしいウエーブのかかったショートヘアが完成すると、笑顔を取り戻した。
35センチほど切った髪は、医療用ウィッグを子どもに無償提供しているNPO法人「JHD&C」(大阪市)に送った。川村さんは「髪が短くなったのは少し寂しいが、困っている子のためになってうれしい。活動がもっと広まってほしい」と話した。










