岐阜県と岐阜市は15日、県内で14日に新たに2551人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。2千人を超えるのは9月13日以来、約2カ月ぶり。累計感染者は33万3079人となった。15日発表の死者は4人で、県内では計655人に。死者が発表されるのは22日連続となる。

 死亡が確認されたのは90代が高山市の女性、80代が大垣市と可児市、羽島郡笠松町の男性。全員に基礎疾患があり、90代の女性は施設入所中で、80代の3人は入院していた。重症者は4日ぶりに確認され、80代の1人。

 県によると、新規感染者は41市町村で確認された。直近1週間の新規感染者数の平均は1513・14人。人口10万人当たりでは535・29人。14日時点の病床使用率は35・4%、宿泊療養施設の入所者は235人となっている。

 古田肇知事は、1週間の新規感染者数が前週比約1・3倍となる状況が3週続いていることから「上昇局面に入っていることは明らか。完全に警戒すべき時期に入った」と強調。9日に発出した知事メッセージ「感染急拡大の徹底阻止」に掲げたとおり、県民一人一人に基本的な感染防止対策を徹底するよう求めた。

 新たに公表されたクラスター(感染者集団)は7件。うち高齢者福祉施設は5件で、飛騨市では計19人が感染。ほかの2件は岐阜市の医療機関で、それぞれ6人の感染が判明した。

 一方、岐阜地裁は15日、刑事部の女性裁判官1人が感染したと発表した。14日に陽性が判明。14~16日に予定されていた刑事裁判2件の期日が変更となった。

■【グラフ】市町村別の感染状況
■【グラフ】岐阜県内の感染状況
■【グラフ】自宅療養、病床使用率、入院患者等の状況