岐阜県は28日、ツキノワグマが秋に餌とするドングリ3種類のうち、標高が低い地域に多いコナラに局地的な凶作の傾向が見られると発表した。人の生活圏に近い里山で食べ物に困ったクマが出没する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」8月30日~9月10日に、県環境企画課が県内25地点で指標となる木の実り具合を調べた。ミズナラ、ブナ、コナラは全体的に見ると、岐阜と西濃では平年並みから豊作で、中濃、東濃と飛騨では凶作から平年並み。コナラは西濃北部を除く全ての地域に凶作の所があった。飛騨地域では、南部のミズナラを除く全ての地域と樹種で凶作となった。
県はカキやクリを残さず収穫したり、田畑の生ごみを残さず処理したりすることが、クマを人里から遠ざけることになると周知。同課の藤掛雅洋生物多様性企画監は「秋はクマが冬眠前に最も活発に活動する時期。対策を徹底してほしい」と話した。
県によると今年は4月~8月末に197件のクマの目撃情報が寄せられている。










