徳真鵬の大銀杏にはさみを入れる荒磯親方=瑞穂市穂積、朝日大

 2020年6月に現役を引退した大相撲の元十両徳真鵬の白塚元久さん(37)=三重県松阪市出身、木瀬部屋、朝日大出=の断髪式が、瑞穂市穂積の同大で開かれ、元横綱稀勢の里の荒磯親方や同大の宮田淳理事長ら約150人がはさみを入れた。

 白塚さんは、同大相撲部出身で、西日本選抜学生相撲大会で準優勝を果たし角界入り。07年の春場所で初土俵、09年9月場所で十両に昇進した。194センチで、体重は一時は235キロあり、当時の関取として最重量を誇った。通算成績は382勝373敗と勝ち越し、通算78場所に連続出場。引退後、20年7月から同大の事務職員となり、相撲部コーチも務める。

 断髪式では、大友克之学長や現役時代から交流のある荒磯親方、対戦経験がある阿武松親方(元幕内大道)らがはさみを入れ、最後は宮田理事長が大銀杏(おおいちょう)を切り落とした。荒磯親方は「第二の人生がスタートし、互いに指導者として強い力士を育てよう。長い付き合いになる」と語った。

 白塚さんは「たくさんの人に支えられてきた力士人生に改めて感謝している」と振り返り、「相撲部コーチとして大相撲で学んだ感謝の心の大切さを伝えたい」と意気込みを語った。