10月1日から「岐阜市客引き行為等の禁止等に関する条例」が全面施行された岐阜県内随一の繁華街「玉宮地区」(同市)で、客引きが依然として減少していない現状を受け、市議会全会派の議員有志14人が6日、禁止区域をパトロールした。会派の壁を越えて力を合わせ、のぼり旗やチラシを使って条例の周知に努めた。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン市によると、10月31日時点で、条例違反の計21人に指導、勧告が出された。ただ、指導員が3人一組となって巡回するものの、指導員が来ると姿を消したり、客引き行為を中断したりして、移動すると再開する「いたちごっこ」の状態が続いているという。
条例全面施行と同時期に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されてから玉宮地区でも人流が増え、客引き行為も過激になっていることから、市議の杉山利夫さん(68)が呼び掛け、有志でパトロールを実行することにした。
一行は旗やプラカードを持ちながら飲食街を歩き「玉宮は客引き禁止区域です。通行人の方も利用しないようご協力お願いします」と呼び掛けた。条例の内容を記したウエットティッシュを通行人や店員に手渡した。杉山さんは「玉宮を客引きのいない、明るく楽しいまちにしていきたい」と力を込めた。
市は酔客が増える年末年始に向け、パトロールを強化するなどの効果的な対策を検討する。条例の周知に取り組む岐阜駅北地区自治会連絡会の横枕秀夫会長は「どんな客引き行為も違反だ。市や警察などと協力して啓発していきたい」と話した。










