Q.岐阜県関市の岐阜関刃物会館に設置された刃物の回収箱に先日、使い古した包丁を収めました。11月8日の「刃物の日」に合わせて供養されると聞き、刃物にも記念日があることを初めて知りました。いつごろから刃物の日が制定されたのか教えてください。どんな意味があるのかも知りたいです。(40代・女性会社員)
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」◆「118(イイハ)」の語呂、供養と感謝の日
A.関市観光課に聞きました。刃物の日は、「いい刃(は)」と「118(イイハ)」の語呂合わせから、関市や新潟県三条市、福井県武生市、京都市など全国の主要刃物産地が協力して1996年に制定しました。生活文化と切り離せない刃物を大切にし、刃物に感謝する日にしたいという意味を込めています。
関市では毎年11月8日に刃物の供養祭が行われています。県関刃物産業連合会が全国のホームセンターなど約500カ所に回収箱を置き、使われなくなった包丁やはさみなどを回収しています。昨年は約5万5千本の刃物が集まり、供養した後は大手鉄鋼メーカーに運搬して再利用に役立てています。
そもそも11月8日は全国的に鍛冶職人たちの祭事「ふいご祭り」の日としても知られています。ふいごとは鍛冶の際に火力を強めるための送風機で、鍛冶職人にとって欠かせないものです。ふいご祭りは俗に「鍛冶屋祭」ともいわれ、祭りの日は鍛冶職人が仕事を休み、祈りや供物を捧げる神事が行われてきました。鍛冶職人にとって11月8日は古くから特別な日でした。
こうした経緯もあり、関市の刀祖とされる「元重」の遺徳をしのぶ慰霊祭は1915年から毎年11月8日に営まれています。関市の千手院の境内には「元重翁之碑」があり、元重保存会の会員らが慰霊祭で毎年玉串をささげています。










