立憲民主党の代表選が19日、告示された。衆院選では野党第1党を維持したものの議席数を減らしており、党の立て直しに向けた論戦に関心を寄せる岐阜県民もいる。通信アプリ「LINE(ライン)」で読者とつながる岐阜新聞の「あなた発!トクダネ取材班」(あなトク)は、「立憲民主党に足りないものは何か」をテーマにメッセージを募った。登録者からは「政策を提案する姿勢がほしい」などと、政権批判やスキャンダルの追及が目立つ従来の路線からの変化を求める声が多く上がった。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン「政策提案をする姿勢、国民目線が足りない」と指摘するのは美濃加茂市の女性(39)。「自民党を批判してばかりで、国民のために何をどう良くしようとしているかが伝わってこない」と続けた。選挙期間中、立民候補の演説を聞いたというが、「何がダメでどう変えたいのかが分からなかった」と辛辣(しんらつ)だ。安倍政権の森友、加計学園問題を念頭に「スキャンダルを徹底的に追及することを多くの国民が望んでいると思っているのなら、それは違うと選挙の結果が明らかにしている」と断じた。
若い世代からの共感が少ないという声もあった。各務原市の女性(61)は「立民の訴えは若い世代に響いていない。年金や後期高齢者医療費など高齢者に支持される項目が(衆院選の政策集には)多かったようだ」と分析。「若い世代はコロナの取り組みをしてくれた与党、自民でいいかなという気持ちになったのでは」と推測した。
このほか立民に足りないのは「実行力」(49歳男性)、「統率力」(59歳女性)、「情報発信力」(45歳男性)、「独自性、独創性」(67歳男性)、「人材」(71歳男性)、「カリスマ的なリーダー」(53歳男性)との指摘があった。
あなトクは「立民にどんな役割を期待するか」という質問も投げ掛けた。「期待はない」という辛口の意見がある一方、「政府の監視役」「もう一方の政権の受け皿」という声もあった。
2017年の衆院選で政権批判票が分散したことの反省から立民が推進した共産党を含めた野党共闘について、見直しを求める声も目立った。関市の自営業男性(47)は「数の論理」と断じ、「政権交代を本当に実現したいなら、与党との対立軸を明確にして、どちらが政権を担当するにふさわしいのか国民に問うべきだ」と訴えた。
加茂郡七宗町の会社員男性(48)は「重要法案の細部の議論への参画を望む。反対ではなく与野党が歩み寄れる法案作りを」と願った。関市の自営業男性(59)は「自公政権に対して国民が納得できる代替案を出し、真っ向から戦うべきだ」と対案の提示を求めた。
メッセージは17、18日に募り、49件の回答があった。
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