岐阜県飛騨市古川町中心部の瀬戸川を彩るコイの移動作業が20日、同町であり、千匹ほどのコイが川から近くの池に移された。冬季に流雪溝として川を使うための"引っ越し"で、コイは来年4月に戻される。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」瀬戸川は400年余り前に新田開発のために造られ、農業用水や暮らしでの菜洗いなどで利用されてきたという。汚れた時期もあったが、水質改善や環境美化の機運を高めようと50年ほど前に地元の人たちがコイを放した。
コイは養鯉(ようり)業を営んでいた故布勢四郎さん=高山市=や周囲の人たちの世話で育ち、朱や白、黒色の大きなコイが泳ぐ白壁土蔵沿いの瀬戸川は名所となった。
市観光協会と市の職員、ボランティアら約30人が作業。水温が12度ほどの川でコイを網で捕まえて持ち上げ、軽トラックの荷台に設けたプールに入れ、町内の増島城跡にある池に運んだ。体長が80センチほどという大物もおり、作業する人たちは重そうに抱えていた。
古川西小4年生(10)はボランティアで作業を手伝い、「いつもよりコイが大きく感じた。面白い体験ができた」と話した。










