岐阜県は30日、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表した。県内の新規感染者ゼロは今月22日以来、8日ぶり。11月発表の感染者は計125人で、月別では3月の計225人を下回り今年最少となった。11月は死亡者もおらず、今年初めて月別で死亡者ゼロとなった。

 ⇨【グラフ】ワクチン接種率の最新データ(全国、岐阜)

 ⇨【グラフ】岐阜県の市町村別で見る感染者数

 ⇨【グラフ】入院患者、自宅療養者、宿泊療養施設入所者、病床使用率の推移

 11月は、上旬に恵那市の接待を伴う飲食店でクラスター(感染者集団)が発生。新規感染者が15人を超える日が続いたが、中旬以降は落ち着き、16日には約8カ月ぶりに新規感染者がゼロとなった。7日以降は24日連続で新規感染者が10人を下回っている。

 月別で死亡者が確認されなかったのは、昨年9月以来。また、11月に感染し、重症化した感染者はいなかった。月別では昨年10月以来で、12日からは重症者もゼロとなった。

 県健康福祉部の担当者は「ワクチン接種の効果や感染状況が落ち着いたことで、重症化する感染者も減少した」と分析。一方、県内では感染経路不明の感染者が一定数いるほか、国内では30日に新たな変異株「オミクロン株」が初めて確認された。担当者は、人流が活発となる年末年始が近づくことを踏まえ「油断することなく感染対策を続けてほしい」と呼び掛けている。

 感染者は累計1万8912人。30日はクラスターの終息はなかった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・60人。29日時点の病床使用率は1・0%で、宿泊療養施設の入所者は6人。