岐阜県は29日、新型コロナウイルスの感染者が減少していることから、イベントの収容人数の上限を今月下旬以降緩和し、現在「4人まで」としている飲食時の人数制限は12月1日に解除する、と発表した。飲食店や観光関連事業者を対象にしたワクチン・検査パッケージの登録も順次開始する。

 イベントの開催制限を見直し、国の方針に合わせて人数の上限を、大声なしの場合は収容定員までに緩和する。ただし、参加人数が5千人超で収容率50%超のイベントに関しては、感染防止安全計画を策定し、県の確認を受けるのが条件。

 飲食店の人数制限は現在の落ち着いた感染状況が続けば、「4人まで」の制限は感染対策を行うことを条件に12月1日に解除する。ワクチン・検査パッケージは、適用を受ける飲食店やイベント主催者、カラオケ店、旅行や宿泊の観光関連事業者の登録を実施する。登録はイベントが25日に始まり、飲食・カラオケは12月上旬、観光関連は12月中に開始予定。適用を受けることで、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置時でも行動制限は緩和される。

 また、県は12月1日から、県民向け県内旅行の割引キャンペーン「ほっと一息、ぎふの旅」(第3弾)を始めることを発表した。1人5千円を上限に代金の半額を補助する。同31日まで販売する。

 一方、健康上の理由や年齢制限でワクチン接種ができない人を対象に、ワクチン・検査パッケージで必要となる検査を無料で受けられる環境を県内各地で整備する。12月下旬から検査の受け付けを開始する予定。