ホテルスタイルにリニューアルした客室=養老町養老公園、滝元館遊季の里

 岐阜県養老町養老公園の老舗旅館「滝元館遊季の里」は、高齢の宿泊客らのニーズに応え、和室の客室をベッドがあるホテルスタイルに変更するなど館内の一部をリニューアルした。

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 畳に敷いた布団では寝起きがしづらいとの声を受けて、和室だった最高級の客室を全面改装。床をフローリングに替えてベッドを導入し、畳敷きの小上がりを設けた。濃尾平野が眺望できる窓際には掘りごたつ式カウンターと電源を備え、テレワークにも対応する。また、全席個室の食事スペースにはテーブル式の1室を新たに設け、車椅子に座ったままでも利用できるようにした。

 併せて、宿泊の予約やチェックアウトの状況が手元のタブレット端末などで共有できるデジタルシステムを導入。従業員の業務の効率化を図る。

 総事業費は約3千万円。観光庁や県の補助制度を一部活用した。中村佳守雄社長は「個人客や今後回復が見込まれるインバウンド向けに、ニーズに合った宿泊サービスを提供していきたい」と話した。